帰国から3か月…元社会人留学生の今は?
안녕!mikoreです。
11月の下旬に日本に帰国して丸々3か月が経ちました。
仕事を辞めてまで行く社会人留学生の一番のネックは帰国後のことですよね。
- 帰国後ちゃんと就職できるのか
- また日本の生活に馴染めるか
- 学んだ言語を忘れてしまわないか
などなど、留学中の出来事以上に不安がつきもの。
不安になるのは無理もありません。
長くても1年か2年程度の留学生活より、留学後の人生のほうがよっぽど長く大切なものだからです。半年なんてなおさら束の間。
今回は同じく会社を辞め、半年の韓国留学を終えたわたしの留学後の日々についてお伝えします。
ただの近況報告ですが、留学後についての道に悩まれている方の参考になれば幸いです^^
今はまた日本企業に就職し働いている
端的に言うと日本帰国後ほどなくして就活し、幸いすぐ内定をいただいて年明けから働いています!
ちなみに仕事で韓国語は使いません。
韓国語に関係なくともまた同じ分野の仕事がしたかった
社会人が語学留学に行くと決まって聞かれるのが
「これからはその語学に関係する仕事に就くの?」という質問です。
本当になぜかよく聞かれる。
社会人留学=キャリア?いったい誰が決めたのか(^^;
確かにキャリアチェンジとして語学留学はいい転機かもしれません。
ですが留学したからといって皆がその言語に係る仕事に就くわけではないと思います。
わたしの場合は前職で積んだ経験を捨てるのが惜しかったので、同じ職種の仕事を選びました。
また、全く未経験の仕事をするよりも、経験を活かせる仕事をした方がいいお給料を得やすいとも思ったからです(笑)
また韓国に行けるようになるためには、お金が必要!
今までの経験を活かせているので、お仕事の滑り出しは今のところ順調です^^
就活は帰国後からスタート
本当は帰国の1、2か月前から就活を始めようと思っていましたがやりませんでした。
というのもTOPIKや学校の試験勉強、帰国の準備で忙しくてそれどころではなかったんです(^^;
「就活は帰国後でもできる!韓国にいる内は韓国でしか出来ないことをやろう!!」
と焦るどころか半ば開き直っていました(笑)
帰国が11月の下旬で、隔離を経て家族の待つ家に帰れるのが12月初旬。
そうなると年末年始はすぐそこで、年内はゆっくり休みたいという気持ちが強くなったというのもあります。
でも人間ワガママなもので、忙しいと休みたくなり、暇になりすぎると不安で動きだしたくなりがち(笑)
年始から開始予定だった就活を、少し早めて幸運にも年内に内定をいただくことができました。
友達の中では방학(語学堂の学期休み)中に就活して内定を得ていた子もいます。
就活〜内定は早いことに越したことはありませんが、自分のペースに合わせてすればいいと思います。
ただ、帰国後の空白期間が長引くといいイメージを持たれないので要注意。
後悔しないために留学の目的と理由は出発前に明確に
先ほど言ったとおり、留学したからといって皆がその言語に係る仕事に就くわけではありません。
「留学をしたら韓国企業に就職や韓国語を活かす仕事に就かなけらばならないのでは…?
そうしないと家族や周りが納得してくれないのでは?」
とわたしも悩んで留学を決めかねている時期がありました。
そこで留学目的を明確にするために改めてこの2つを振り返ったのです。
- なぜ自分は韓国語を勉強しているのか
- 勉強した先になりたいイメージは何なのか
そしたら自分が韓国留学に求めているものはシンプルでした。
「韓国の方々ともっと韓国語で話がしてみたいから」
「韓国語でも情報を得られる自分になりたいから」
なにも無理して留学直後の仕事に直結させなくてもいいと思えたのです。
事実、留学中に出来た韓国人の友達と韓国語で談笑しているときに
「自分が留学でしたかったことはコレだ!」と強く実感することがありました。
目的がブレると行動もブレていきます。
もし迷われている方は、せっかくの留学で後悔しないために、
「仕事にすぐ直結させるための留学か、またはそうではないか」
を留学前にしっかり考えておいた方がいいです。
そうすれば面接の場で留学についての質問に困ることもないですし、就活の動き方にも迷いがないと思います。
わたしは今はまだ韓国語は仕事でなく学習者として関わっていきたい気持ちの方が強いです。
韓国語を仕事にするかどうかは、今後またその時に決めれば良いかなと^^
最近また日本の生活に馴染みだした
以前帰国直後に書いたこちらの記事のように、久しぶりの母国に違和感を覚える「逆カルチャーショック」は誰しも起こり得ることです。
わたしも帰国直後は日常生活から韓国語が無くなってしまうことが嫌で、なるべく日本のテレビ番組は見ず韓国ドラマばかり見ていました。
日本の良いところを再認識しつつも、良くないところにも目が行きがちな状態。
そして相変わらずのコロナ禍でまたいつ韓国へ行けるのか分からない。
ですが日本の友達と会ったり、仕事にも就いて新しい毎日が始まるとまた日本の生活に馴染みだした感じがします。
それはそれで留学という非日常空間でなくても、幸せに毎日を過ごせている実感があります。
そう感じられるようになったのは今月に入ってからです。
今まさに帰国直後という方も、新しい生活が始まれば目の前のことに意識が集中し慣れていくので、苛立ちや焦りを感じても通過儀礼として過ごせばいいと思います。
投げやりな言い方かもしれませんが、今はぎこちなくてもまたそのうち慣れます(笑)
仕事だって始まれば朝起きられます。
帰国後の韓国語勉強方法
帰国後の不安のひとつ、せっかく身に着けた語学力を落とさないようにするためにはどうしたらいいのか?帰国後の勉強方法についてです。
やはり生活のメイン言語が韓国語から再び日本語に戻ってしまうわけで、何もしなかったらせっかく身に着けた語学力は落ちるしかありません。
今のところ留学中のようにガッツリ勉強は出来ていませんが、こんな感じで過ごしています。
仕事が始まると夜に勉強時間を持つのが難しくなったので、早起きして朝5時半頃から1時間程度勉強しています。
今メインで使っている教科書はコレ。
すでに語学堂3級・4級で習った文法がほとんどですが、語彙は知らない単語が多いです。
会話の機会不足は、テキストやNAVERのaudio clip「오늘의 회화」の音読だったり、カフェトークの韓国人講師との会話で埋めています。
あとは今年の目標であるハングル検定準2級合格に向けてコツコツと勉強中。
それが終われば来年のTOPIKとハングル検定2級に向けて準備を開始する予定です。
社会人は1日のメインがどうしても仕事になってしまいます。
そんな中でも語学力維持にはこの2つは欠かせないかと。
- スキマを見つけて少ない時間でもコツコツやる
- 試験を通して目標を定めながら勉強を継続する
そして全員ではありませんが、留学中に出来た友達と交流や言語交換が継続できているのは感謝しかありません。
まとめ
ダラダラと書き連ねてしまったかもしれませんが、留学の先々のことが不安な方に、今回元社会人留学生であるわたしがお伝えしたいことは4つ。
- 留学しても帰国後ちゃんと就職できる
- 就活で迷わないために留学前に留学の目的を明確に
- 帰国直後はぎこちなくても日本の生活にはまた慣れる
- 語学力維持は帰国後もコツコツ勉強するしかない
実はいつかまた留学したい気持ちはあるにはあります。
韓国で韓国語を学び、韓国語を使って生活するというのが自分にはとても楽しかったですし、もっと上手くなりたいからです。
ですがそのためにも今は一旦お仕事を頑張る時期だと思って奮闘中です。
そういえば久しぶりに通っていた漢陽大のHPを見たら、秋学期からの卒業式や修了式の様子の写真がアップされていました。
漢陽大を気になっている方は今後このページで学校の様子を知れるかもしれないですね♪
では今回はここまで!다음 기사에서 또 만나요~^^