スパルタ!?超少数クラス漢陽の「発音クリニック」を受けた話
안녕!mikoreです。
韓国語勉強でぶつかる壁のひとつが「発音のむずかしさ」!
日本語にない発音、口の動きがあり、その発音を聴き取ることもむずかしい!
漢陽大学の語学堂ではそんな「発音矯正」を目的とした「発音クリニック」という特別授業があります。
超少数クラスの「発音クリニック」ですが、わたしは運よく夏学期で受講することができました。
今回はそんな漢陽の「発音クリニック」を受けてみて、授業内容やレビューについてまとめます♪
超少数クラス「発音クリニック」とは
「発音クリニック」とは普段の授業とは別に、発音に特化した漢陽の語学堂の特別プログラムです。
先生の間では「발음 클리닉」とは呼ばれず「발음 반」という言い方をされてます。
超少数かつ早い者勝ち
通常は生徒と先生の1:1で行われるため、申込から先着順ですぐ締め切られてしまう超人気プログラム。
しかし実は夏学期中の7月に漢陽の事務局でコロナ感染者が出てしまい、事務員の方たちが出勤できない状態が一時あったため、やり方が変わりました。
担任の先生が受け持ちクラスから生徒を1人選出することになっていたのです!
今回わたしは運よく先生に推薦いただいて受けられる運びとなりました。
興味があって受けてみたいと以前に話の流れで言ってただけだったのですが…先生がそれを覚えていてくれていました。先生、ほんとうにありがとうございます…!
別のクラスの友達に聞いたら「うちはあみだくじでやったよ。」と完全に運に任せたクラスもあったそうです。
秋学期の申請方法がどうなるかは分かりませんが、発音クリニックをどうしても受けてみたい、留学前から楽しみにしていた!!という方は先生にアピールしておくといいかもしれないですね?
夏学期はオンラインで先生:生徒=1:2
夏学期ではコロナ社会的距離が最高の4段階になり、通常授業も途中からオンラインに切り替わっていた頃でした。そのため当然、発音クリニックもオンライン(ZOOM)
先生はベテランの女性講師で、2級の子1人と3級のわたしとで1:2で授業を受けました。
生徒の級は必ずしも同じではないようです。
授業内容については次で紹介します。
発音クリニックの授業概要
授業は合計2回、1コマ1時間程度
授業は2日に分けて行われ、それぞれ1時間ずつの予定でしたがなんだかんだ時間が押して1時間半くらいはやったかと思います。
「あ、たった2回なのね」と思ったより少ないのが第一印象(^^;
1日目は単語の発音、発音規則について特化した授業で、2日目は実際に文章を読んで韓国人らしい抑揚を身に着ける授業です。
1日目の発音矯正
まずは先生から母音の発音の口の動きの変化を押してもらい、次に渡されたプリント資料に載っている単語を間違いなく読めるかをチェックしました。
母音・子音・激音・濃音・パッチム・二重パッチムで基本的な発音を確認し、
次に連音化、有声音化、ㅎ脱落、鼻音化、流音化、濃音化、激音化、口蓋音化すべての発音変化についてたっぷり確認します!
1時間程度の授業でもみっちりと発音について確認しますよ!
2日目の抑揚矯正
2日目は文章を読んで抑揚を身に着ける授業です。
- 休む(息継ぎをする)ところ
- 音が上がるところ・下がるところ
- 音を強く読むところ・弱く読むところ
- 滑らかに読むところ
など、韓国人らしい抑揚のポイントを教わります。
読む文章は所属している級によって違います。ちなみに2級・3級の文どちらも読みました。
宿題もアリ
授業を受けて終わり!ではなくもちろん宿題もあります!
1日目・2日目それぞれ授業で習ったものを再度声に出して録音し、先生にカトクで送ります。
この頃ちょうど外国人登録証が発給され銀行口座作ったり、新しいSIMについて調べたりして忙しく、翌日に録音して宿題を送ろうとしたら習った抑揚のコツをすでに忘れかけているという失態…。
こういうのはその日のうちにしっかりやらなきゃダメですね(^^;
送ってみたものの「授業で習った通りに!話し方が元に戻ってます!」と先生からお叱りいただきました(あちゃ~)。
もちろんもう一度(二度?)やり直してなんとかOKをいただけました…なかなか厳しい(笑)
わたしの課題「오」と「어」
今回の発音クリニックでわたしが一番苦戦したのが「오」と「어」です。
日本語の「お」は「오」まで口を突き出さないので大体「어」と発音してしまいがち。
頭では分かっているのですが難しかった…!
先生に何回も「もっと오は口を丸く!」とたくさんご指導いただきました(^^;
特に直されたのが
「명동(明洞)」、「 용돈(お小遣い)」
「ㅇ」と「ㄴ」も難しいんですよね~。。。はぁ(ため息)
今は방학中で学校がないので、先日カフェトークの先生のフリートークレッスンを久しぶりに受けたのですが、
「용산(龍山)が영상(映像)に聞こえます。」
と言われました(とほほ)
あ~韓国語の発音難しい!!
まとめ
漢陽大学語学堂の特別プログラム「発音クリニック」についてご紹介しました!
2時間ちょっとしかないプログラムですが、韓国語の発音について内容がギュッと詰まった授業です。
「ふたりとも上手だったので先生、발음반の授業受ける必要なかったんじゃないかな~って思います~。」
と最後に先生が締めくくってくれましたがそんなことは絶対ない(^^;笑
外国語の発音はとにかく常に練習するしかない!
この授業以降はテキストに抑揚の印をつけて練習するようにしています。
後日談ですが、期末試験のリスニングの音声が今回の先生の声でした(笑)
秋学期の発音クリニックがどのようになるかは分かりませんが、受けたいと思う人が「発音クリニック」の授業を受けられますように!
では今回はここまで!다음 기사에서 또 만나요~^^