【2021年夏学期から留学の人必見!】学校申請に必要なアポスティーユって何だ!?取り方を解説!

留学準備

안녕!mikoreです。

韓国の語学堂夏学期の学校申請が始まる時期になりました!

わたしも一週間ほどかけ大学の英字の卒業証明書を取り寄せたり、
証明写真を撮りに行ったり、銀行に行って英字の残高証明書を取り寄せたり完璧に準備しました。

今週初めにエージェントさんに書類を発送した旨伝えると衝撃の事実が…

エージェント会社
「先ほど学校から連絡が入り、卒業証明書に対するアポスティーユが必要になりました。」

えーーーー!?今送ったところなのにーーー!

というかアポスティーユってなにーーーー!?

と大慌て。twitter見たら同じような人わんさか。みんなパニック。

ということで今回は!

学校申請に必要な「アポスティーユ」ってなに?
から、アポスティーユの取得方法・かかる時間・費用まとめて解説します!

結論から言うと大学の卒業証明書のアポスティーユを取るのに

かかる時間は最短1日~10日程度

お金は11,500円かかります!

提出先の韓国はハーグ条約締約国なのでアポスティーユか、公印確認かとかそのあたりの説明は省きます。

ではでは順を追って解説していきます。

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そもそもアポスティーユってなに?

アポスティーユ(apostille)とは

日本で発行された書類を海外に提出する際、

外務省が「この書類は日本のちゃんとした書類ですよ。信頼できますよ。」と証明することです。

簡単に言うとこんな感じです。

語学堂へ提出が求められるのは「学校の卒業証明書に対する」アポスティーユですが、

これがどの学校を卒業したかによって取り方が異なってくるので次にフローをご用意しました!

自分はどれに当てはまる?アポスティーユの取り方

アポスティーユは「公文書」のみに直接つけられるものです。

学校の卒業証明書を公文書とみなせるのは国公立の高・中・小」の卒業証明書のみなんです!

ではそれ以外の学校の卒業証明書は「私文書」とされ、直接アポスティーユをつけることが出来ません。

次のフローでご自身がどのルートに当てはまるのか見てみてください。

図のとおり、私文書のアポスティーユ取得は経由する箇所が多くてちょっとややこしいです。

次で詳しく説明していきます。

国公立の高・中・小以外の学校の卒業証明書にアポスティーユを取りたい場合

私文書扱いされている卒業証明書にアポスティーユを取るためには、その卒業証明書が真正なものであることを認めてもらわなければなりません。

どこの誰に真正なものであると認めてもらうかというと「公証役場」になります。
したがってまずは公証役場に行かなければなりません。

公証役場はどこにある?

上のサイトで都道府県名をクリックすると出てきます。お近くの公証役場を探してみてください。

ここで、東京・神奈川・静岡・愛知・大阪のいずれかの公証役場に行ける方はちょっとラッキー!

ワンストップサービスを受けることができるので、この後の法務局、外務省に行かなくてもアポスティーユを取得することができます!

ワンストップサービスとは

東京都、神奈川県、静岡県、愛知県及び大阪府の公証役場で、公証人の認証、法務局の公証人押印証明及び外務省の公印確認またはアポスティーユを一度に取得できるサービスです。法務局や外務省に出向く必要がなくなるので手間が省けます。

次にラッキーなのは埼玉、茨城、栃木、群馬、千葉、長野及び新潟いずれかの公証役場に行ける方です。

この7県の公証役場に行ける方は、公証役場で法務局の公証人押印証明を一度にもらえるので法務局に出向く必要がありません。証明をもらえたら外務省へアポスティーユの申請をします。

それ以外の都道府県の公証役場に行く方は...

残念ながら 公証役場→法務局→外務省 の3つ全部を経由しないといけません。

めんどくさいですね。わたしもこのパターンです。

公証役場等に提出する書類、用意するものなどなど

公証役場へ持参するもの

どのルートを辿ってアポスティーユを取ればいいかわかったところで必要な持ち物について確認しましょう。

  • 学校の卒業証明書(原本)
  • 写真付き身分証明書
      運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど
  • 手数料 11,500円(現金)
     「私署証書等の認証」の手数料5,500円に、
     卒業証明書が英語であれば「外国文加算」6,000円
  • 印鑑(念のため)
  • 宣言書
  • 宣言書とは?

    宣言書(Declaration)とは、

    文書の作成者(ここで言うと卒業証明書を発行した学校)が「文書の内容が正しい」ことを証明するための書類です。ですが学校から出してもらうのではなく、自分で書きます。

    書式は自分で作ってもいいですが、文京公証役場が配布している書式が分かりやすかったので置いておきます。
    宣言書 ←()内の語句を自分の卒業証明書の内容に合わせて編集してください。

    公証役場の手続きにかかる時間は?

    私文書は原則即日認証で30分もあればできるそうです!

    混雑を避けるために事前に行く時間を予約して行くのをおすすめします。

    先ほど言った、ワンストップサービスを受けられる方はここで手続き終了です。
    あとはアポスティーユ受け取りを待つのみです。

    埼玉、茨城、栃木、群馬、千葉、長野及び新潟の7県いずれかの人も、次で説明する法務局へは行かなくていいので、次の項目は飛ばして下の「外務省へ送るもの、かかる時間は?」をご覧ください。

    法務局への提出するもの、かかる時間は?

    公証役場で認証を得たら次は管轄の法務局です。

    公証役場で認証を受けた書類等に対して、法務局長の証明を得る手続きに行きます!

    提出する物は下記のとおりです。手数料はかかりません!

    申請書については窓口にも用意しているので持って行かなくても大丈夫です。
    各法務局HPに書式が配布されています。

    ホッチキスがついていた書類を外したり、加筆した書類については原則証明することができませんので要注意!

    郵送で対応する人は上記の書類2点に、切手貼付済みの返信用封筒もつけて送ってください。

    管轄の法務局はどこにある?

    法務局のHPに載っています。

    送付する場合は部課宛てになるので詳しい送付先はご自身で確認してみてください。

    手続きにかかる時間は?

    原則即日、1通にかかる時間は15分程度だそうです!

    でも郵送だと3~5日は見たほうがいいですね。

    外務省へ送るもの、かかる時間は?

    やっとここまで来ました。最終ステップです。

    外務省は今はコロナの影響で窓口業務を停止しているので郵送になります。

    送るものは下記のとおり。手数料はかかりません!

    申請書はどう書くの?

    英語でも日本語でもどっちでもOKです。
    外務省で公示している記入例載せておきます。

    記載例

    送り先は?

    現在は東京の本省と大阪分室で郵送受付をしています。

    こちらの外務省HPご確認ください。

    かかる時間は?

    郵送対応となるのでこれも3日~5日見たほうがいいですね。

    不備があったらさらに遅れてしまうので書類の書き漏れ、提出漏れには注意。

    少しでも時間を短縮できるように、返信用封筒は追跡確認ができるレターパックにするのがおすすめです。


    これらを経て、やっとアポスティーユを取得できたら学校に提出できます!

    疲れますね!これは大変だ!

    わたしも昨日やっと手元に一旦郵送した卒業証明書が戻ってきたので来週公証役場へ行って手続きしてきます!

    まとめ

    外務省、法務局、公証役場…色んなサイト왔다갔다して疲れました

    いかがでしたか?アポスティーユ取得についてまず確認をしなきゃいけない事項をまとめると以下のとおりです。

  • 卒業証明書は国公立の高・中・小のものか?それ以外か
      ⇒公文書なのか私文書なのかを確認
  • 私文書の公証を受ける公証役場はどこか
      ⇒場所によって手続きの流れに違いあり!
  • 公証役場の手続きに11,500円かかる(外国文加算含み)
  • 公証役場→法務局→外務省を経る場合、トータルで最短3日~10日程度時間がかかる
  • どうしても時間がない、公証役場が遠すぎるなどという方は行政書士に頼るのも手です。
    その分お金かかっちゃいますが…。

    エージェントさんから連絡があったときに、

    「急に出してほしい書類が増えるなんて…これがコロナ禍で留学するということなのなか。」としみじみ思いました。

    これからPCR検査と陰性証明、入国後の隔離とお金がかかるのに、申請の段階でもお金がかかるのかとも。

    これは個人の勝手な推測ですが、以前のように気軽に留学できるようなものではない分、学校側も生徒の本気度や信用度を見ているのかな?と思います。

    とはいえ提出しないと入学を受け付けてもらえないので、

    かかった時間や費用を思って韓国語勉強の発奮材料にしたいと思います。

    本当は今回のことについては実際に自分が手続きをすべて終えてから記事にしたかったのですが、twitterを見てると混乱されてる方が多かったので急いでまとめてみました。

    この記事がこれから韓国留学に行く人の参考になりますように!

    では今回はここまで! 다음 기사에서 또 만나요~^^

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