【秋学期総括】 漢陽語学堂4級修了しました&留学全体感想
안녕!mikoreです。
漢陽大学語学堂の4級を修了して早くも10日を過ぎました。
今日で11月も終わりなので語学堂4級についてと留学全体を通してどうだったかについて書こうと思います。
- 漢陽の4級はどんなことを学ぶのか?
- 4級が終わった頃の実力は?
- 今回の留学全体の感想
などについてまとめていきます!
以前、3級と4級の違いについてもこちらの記事でふれていますのでよかったらご覧ください♪
語学留学をしたい方、年齢によって留学を気にされている方の参考になれば幸いです^^
漢陽語学堂4級の概要
4級で設定されている目標
まず学校側で設定した4級課程の目標は次のとおりです。
- 社会関係維持と基本的な業務遂行に必要なコミュニケーションができる
- 一般的な社会的・抽象的話題について理解して表現ができる
4級の授業は3級と似通ったテーマが多いものの、3級より単語の難易度を上げた構成でした。
目標にあるように一部抽象的な話題も教科書の単元に出てくるため、人によっては「ややつまらないな…」と思うことはあると思います。
(ちなみにわたしは歴史人物や伝統行事の単元はあまり興味がなくつまらなかったです笑)
↓こちらのページから漢陽で使うテキストを一部見ることできます。
漢陽大学国際教育院<教育内容と学事規程
授業の流れ
基本的な流れ
3級と基本的に変わりません。授業は1日4時間で1コマにつき50分と(※)休憩10分。
(※)オンライン授業時は休憩時間は10分、20分、10分に分けていました。
教科書が第1課から第12課まであり、1課につき4つの文法や、関連する語彙を学びます。
1限目 語彙
2限目 文法(2つ)
3限目 会話文
4限目 会話練習or聞き取り
ひとつの課を終えるときに600字の作文の宿題が出ます。
3級と違ったのはワークブックは完全自主勉強。質問がある時だけ先生に聞き、授業内で解答の確認は行いませんでした。
3級と違って4級の授業は말하기の回数が格段に増えたのが嬉しかったです。
発表は計3回、小テストはなし
4級の学事日程を見て驚いたのが3級ではあった小テストが無くなっていたことです。
事実、小テストをやる暇がないくらい教科書と発表でスケジュールがいっぱい。
日々復習はしていましたが、学期最初のテストが中間試験だったため緊張感がありました(^^;
期末試験も帰国準備と重なって忙しくなるのが分かってたので、直前になって慌てないように前もってテスト対策をしていました。
発表は特に苦手意識もないですが好きでもないです(笑)
でも正直他のクラスメイトの韓国語を聴き取るのに結構苦戦しました。
(特に中国の学生は独特な訛りがあるため聴き取りづらい)
発表後質問をしなければならないのでちゃんと聞かなければならないのですがㅠ
その点、学校の先生はスゴイと思います。どの国の生徒の韓国語もちゃんと聴き取っているので。
前半オンライン、後半オフライン
夏学期の後半から継続して秋学期も半分はオンラインで行っていましたが、韓国のワクチン接種率が高まったことにより、中間試験以降からオフライン授業が再開しました。
授業がオンラインだろうがオフラインだろうが、受けられる授業の質は同じですがせっかく留学に来ているのなら学校に通えた方が絶対いいです。
ずっとオンライン授業はメンタルと光熱費にそこそこのダメージを与えます。
秋学期すべてオンラインだった語学堂もあったのでオフラインに積極的な漢陽にしたのは正解だったと思います。
4級を修了した韓国語の実力は?成績公開!
成績表をお見せします
3級は分かっている文法や語彙がほとんどのなか、奨学金を取れるほどいい成績を残せなかったので4級はその悔しさを挽回すべく頑張りました。
4級は半分以上知らない文法かつ語彙も難しくなっていましたが3級より成績を上げることができました!
でも쓰기の点数どうした(笑)
どうしたもこうしたも中間試験のミスが響いたのです(^^;期末はまあまあだったので惜しいですね。
嬉しかったのが夏学期の課題だった말하기の点数が高かったことです。
韓国で出来たお友達のおかげだと思いましたㅠ
クラス2位で修了したけど奨学金は対象外
クラス2位で奨学金を受け取れる成績だったのですが、わたしはこの秋学期が最後の学期だったので奨学金対象者ではありません。
成績確認の日、先生から「잘했어」・「아쉽다」のシャワーを浴びました(笑)
どの語学堂も大体そうなのですが、次学期の登録をしていない学生は奨学金の対象者から除外されます。
↓漢陽の奨学金制度について詳しくはこちら。
漢陽大学国際教育院<奨学金制度と特別活動
それは分かっているけれども自費留学で来た以上少しも無駄にしたくない、習ったことすべて吸収して帰りたかったので今学期も手は抜きませんでした。
なので今回の成績は自分としてはよくやったと言ってもいいかと思いました。
ですがちょっとがっかりすることがあったんですよね…。
何かというと奨学金対象者でないため式典にも出られなかったことです。(お知らせすらなかった)
奨学金をもらえないのは初めから承知でしたが、式典にも出られなかったのは正直残念でした。
式典に出れば最後に前の学期の友達にも会えたのに、それ相応の努力はしたのに自分の努力がまったく無かったことになっているな…と思いちょっといじけました(^^;
2日寝たら気にならなくなりましたけど(笑)
こういう制度が災いして最終学期あまりやる気が出ず学校も欠席がち、テストもやる気なしになる留学生もいるんですよね。
できれば各語学堂、奨学金制度について改善してくれたら嬉しいです。
4級を修了した実力は?
夏学期の総括でも言いましたがどの級に行ってもその人の努力次第です。
4級を修了した今の実力はこんな感じです。
- 長めに自分の意見を中級文法を交えながら話せる
- 質問を理解して対してすぐ答える
- リスニング問題の文章全体を聞き取れるようになる
- ドラマはまだ聞き取れない語彙あり
- 在学中にTOPIK6級に受かった
4級まで修了したら日常会話で使う文法はほぼカバーしたといってもいいと思います。
とはいえドラマは聞き取れない語彙がまだまだたくさんあり完璧とは言えません。
4級を受けて衝撃を受けたのが3級との開きが大きかったことです。
たまたま教科書の後半のほうが知っている文法が多く、4級授業のペースにも慣れてきたため徐々に余裕が出てきましたが前半は毎回授業を受けるたび緊張していました。
なのでなるべく高い級からスタートすることを目標としていましたが、最初から4級でなくて良かったと思います。
3級スタートで余裕があったからこそ、学校外で韓国人の友達作りに早くから積極的に動けたと思いますし、留学最初から学校の勉強に追われるのはキツかったと思います。
上の級から始められればいいってものではないです。
むしろ上に行けば行くほど日常ではあまり使わない高級文法や専門的な内容に関わる語彙が多くなるので、まずは日常会話を習得したいと思っている方には3級・4級が最適です。
留学全体の感想
語学堂の3級・4級は日常生活・日常会話で使う文法が多いので、「韓国の人たちともっと意思疎通が出来るようになりたい!」と思って来た自分にとってはとても合っていた内容でした。
始めに積極的に動いたおかげで自分が思ってた以上に韓国の方とお友達になれてよかったです。
文化や感覚の違いで一時悩まされたこともありますけどね。そこはまた追々話せたらと思います。
留学、楽しいこと・いいことばかりではありません…(笑)
また留学というのはその人の留学に対する意識や金銭感覚が如実に表れるものです。
100人いれば100通りの留学なので、人と比較してモヤモヤするのはナンセンスではありますが考えてしまうときはありました。
もし今悩んでいる方がいたら「人と比べるの止めな」と言いたいです(^^;
そして30代の留学は何も遅くないと思います。
確かにクラスでは当たり前に最年長だし、クラスメイトよりむしろ先生が一番年が近かったりします(笑)
ですが社会人を経たからこそ授業の内容をより密接に感じた単元もありましたし、先生から意見を求められることも多かったので授業の充実度が高かったです。
なので今30代で留学を悩まれている方は気にせず行けばいいと思います。行ける状況なのであれば。
「若い子たちみたいにすぐ覚えられない…」という心配も無用です!語学は覚えるまでやるんです!!30代でもまあまあの成績を残すことはできます!
自分の脳の老化を悲観するには絶対にまだまだ若すぎます!!(笑)
時が過ぎるほど今よりもっと年齢が気になるのであれば1歳でも若いうちに行くべきです。
何ならわたしは何年後かにあともう1回留学行こうかと考えているくらいです(笑)
まとめ
韓国で韓国語を勉強し、韓国語を使いながら生活するのが自分にとっては最高で充実した留学生活でした。
友達と色んなところに遊びに行けましたし、旅行も行けましたし…
カフェで疲れるまで勉強したのもいい思い出です!笑
今回の記事で特に伝えたいことはこの4つです。
- 3級4級を履修すれば日常会話は習得できる
- 上の級から始めればいいというものではない
- とにかく留学は自分次第
- 30代の留学はまったく遅くない
今回の記事が韓国への語学留学を検討している方の参考になれば嬉しいです^^
では今回はここまで!다음 기사에서 또 만나요~^^